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共同企画実行委員会形式公演

 
この子たちの夏
日本の面影
海の風景
2011

舞台写真
朗読劇 『この子たちの夏』
1945・ヒロシマ ナガサキ


1985年の初演以来、日本全国で公演を行ってきました『この子たちの夏』。 2011年からは(公社)国際演劇協会との実行委員会形式で復活し、本2021年より共催の形で上演を続けます。

唯一の原子爆弾での被爆国である日本。日本人としての経験を記録でなく記憶に留めたいと、構成・演出の木村光一氏が遺稿や手記、詩歌など膨大な資料の中から、テーマを「母と子」に絞り朗読劇としてまとめたのが本作品です。母を亡くした子供、子を失った母たちの書いた手記が中心となっています。普通の生活を送っていた人々の言葉が静かに私たちの心に語りかける1時間30分の朗読劇です。

原爆反対や反戦を声高に訴えることなく、ひたすら母と子の情愛の深さを届けることが、30年以上もの上演を続けられた所以と思っております。
これからもお書きになった方々のかわりに読ませていただき、今をそしてこれからを生きていく人々に生命の尊さをお伝えできれば――それがわずかばかり私たちに出来ることではないかと考えます。
あの原爆で命を落とした彼らの死の上にある“今”を生きる私たち。 夏の一日は、彼らを思い考える日にと思い、毎夏続けているのです。


朗読劇 この子たちの夏 1945・ヒロシマ ナガサキ

構成・演出 木村光一
装置/石井強司  照明/古宮俊昭 効果/深川定次



【2011年からの公演記録】

■日程 2011年8月6日(土)~8月9日(火) 
■劇場 世田谷パブリックシアター

■出演者 かとうかず子・島田歌穂・高橋礼恵・西山水木・根岸季衣・原日出子(五十音順)
短歌・俳句の朗読/荒木真有美
※アフタートーク参加者
黒柳徹子・中井美穂・永井愛・坂東眞理子・渡辺えり(敬称略、五十音順)

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■日程 2012年8月18日(土)~8月19日(日) 
■劇場 世田谷パブリックシアター

■出演者 かとうかず子・古村比呂・高橋礼恵・床嶋佳子・西山水木・原日出子(五十音順)  
短歌・俳句の朗読/荒木真有美

◆地方公演 
佐賀県 鹿島市
滋賀県 草津市
新潟県 佐渡市


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■日程 2013年8月12日(月)~8月13日(火) 
■劇場 世田谷パブリックシアター

■出演者 かとうかず子・島田歌穂(8/7・8・13)・高橋礼恵(8/1・2・4・12)・床嶋佳子・西山水木・根岸季衣 ・原日出子(五十音順)  
短歌・俳句の朗読/髙安智実

★全公演、英語のイヤフォンガイド付

◆地方公演 
石川県 能登市
神奈川県 大和市
兵庫県 尼崎市
岡山県 岡山市

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■日程 2015年8月8日(月)~8月9日(火) 
■劇場 世田谷パブリックシアター

■出演者 旺なつき かとうかず子 島田歌穂 高橋紀恵 根岸季衣 原日出子(五十音順)  
 短歌・俳句の朗読/髙安智実

★全公演、英語のイヤフォンガイド付

◆地方公演 
福岡県 大野城市
福岡県 北九州市
兵庫県 西宮市
茨城県 水戸市
新潟県 新潟市
三重県 鈴鹿市
東京都 豊島区

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■日程 2016年8月13日(土)~8月14日(日) 
■劇場 世田谷パブリックシアター

■出演者 一路真輝 かとうかず子 古村比呂 島田歌穂 高橋紀恵 床嶋佳子 西山水木 根岸季衣 原日出子(五十音順)  
短歌・俳句の朗読/髙安智実

◆地方公演 
山形県 川西町
福井県 越前市
富山県 富山市

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■日程 2018年8月4日(土)~8月5日(日) 
■劇場 世田谷パブリックシアター

■出演者 かとうかず子 古村比呂 高橋紀恵 床嶋佳子 西山水木 根岸季衣 原日出子(五十音順)  
短歌・俳句の朗読/髙安智実

◆地方公演 
新潟県 上越市

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